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赤信号で矢印信号が「←↑→」。なぜ「青」にしない?

こんにちは。 神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

矢印信号でよく見られるのは、信号が青から黄から赤に変わったあと、
右折の矢印信号が点灯して右折車だけを通行できるといったものでしょう。

今回、赤信号から右折の矢印信号が点灯なると思ったら、赤色信号のままで
「←」「↑」「→」の矢印信号が同時に点灯するといった信号を見ました。

その信号機は、小田原厚木道路(伊勢原インター)の側道を平塚方面に向かったところに
あります。

青信号ではなく、矢印で全方向への進行を促すのには、
どのような意義があるのでしょうか。調べてみました。

■普通の青信号と全方向の矢印信号の意味は異なる!
直進OK、左折OK、右折OKという意味なら、普通の青信号と同じようにも思えるが、
なぜわざわざ3つも矢印信号を追加しているのだろうか?

まず、「青色の灯火の矢印」の意味を確認してみましょう。
通常の青信号なら、進行方向が同じ歩行者にとっても「進むことができる」ことを
意味するが、矢印信号は自動車オンリー。ここが一番の違いとなる。

また、メインの信号が赤で「←」「↑」「→」の全方向の矢印が点灯した場合、
対向車線側の信号は「赤」の状態になっているのが基本。

向かい合う車線で通行量に違いがあるような交差点や、右折車が多い車線に、
このタイプの信号が設置されるケースが多く、同じ時差式の制御の信号でも、
一般的な「青」のままの時差式信号に比べ「赤」+「矢印信号」の場合、
対向車線の直進車と歩行者は赤信号状態という前提で交差点に進入できるので、
同じ時間内により多くのクルマが通過できるというメリットがある。

信号の色が変わる順番






〈M.S〉