こんにちは
神奈川県大和市の印刷、企画、デザインならおまかせのアドタックです。
先日、とある漫画を見て興味を持ちましたオートマタ。
それを展示してある美術館が伊東市にあるというので行ってきました。
像の調教師(1920年)
18〜19世紀のヨーロッパで、科学者であり最高の技術者であった時計技師たちによって
生み出された機械仕掛けの芸術品、オートマタ。
そんな当時の王侯貴族たちに愛されたオートマタを文化遺産として専門に展示する、
世界でも類を見ない美術館です。
「ふいご」の空気を送る原理を利用した作品
「シャボン玉を吹く少女」
紅茶を飲む姿が愛らしい
「ジェシカおばさんのティータイム」
チャップリンが製作を依頼した
「ライムライト」
この表情が何とも言えない・・・・・
後姿は哀愁漂う
夢に出てきそうな
「手紙を書くピエロ」
では、ここで、西洋のオートマタと日本のからくり人形は、姿・形異なっても、
その動作は不思議と似ていますね。
しかし異なる点があります。
オートマタは機構の材料が金属で日本のからくり人形は木製です。
オートマタの動力は金属製のゼンマイですが、
日本のからくり人形はくじらのひげ、砂、水銀などが使われています。
この美術館、異空間に来ているみたいな場所です。
ぜひ、興味を持たれましたら、行ってみてはどうでしょうか。
「月にセレナーデ」
「玉を操るアルルカン」
〈K.M〉