先日、高速道路のパーキングエリアでの出来事。
色々なお店が並んでおり、目の端で認識した白とピンクとネイビーお店の看板。
てっきり某アイスクリーム屋さんかと思っていたところ、実は似て比なるお店でした。
人間の思い込みの怖さを感じると同時に、色が人に与える影響の大きさを感じました。
そこで、今回は企業が社名やロゴに使っているコーポレートカラーについて調べてみました。
コーポレートカラーとは:
会社の個性・目標の統一化をはかり、社内外に印象付けるために使われている色のことを示してる。
ロゴマークや看板、製品パッケージや広告などを同じ色で統一する、イメージカラーの役割として使われており、
それぞれの色には企業の目指す方向性や理念、目標などのコンセプトが細かく決められている。
使われる色によって、その企業の印象を大きく変える重要な役割を果たしています。
そこでいくつか紹介してみましょう。
赤:赤色は明るい・活発、活動的で、プラスのイメージを与える色だと言われています。
日本の企業の中でコーポレートカラーとして使われていることが一番多いです。
青:清潔・信頼を与えるイメージで青色は落ち着いた雰囲気や、清潔感を与える色だと言われています。
信頼関係を大切にしている企業のコーポレートカラーとして使われています。
黄:活動的・元気なイメージで黄色は色の中でパッと見たときに一番目に入りやすく、
印象に残りやすい色だと言われています。
そのため、ドラッグストアやレストラン、サービス業など幅広い分野の
企業のコーポレートカラーとして使われています。
緑:自然・安らぎを与えるイメージで癒しを与える効果がある色だと言われています。
ナチュラルな雰囲気を演出するため、自然を大切にしている、食品を扱っている企業に
コーポレートカラーとして使われることが多いです。
ご紹介したロゴの中には複数の色を使用しているところがありますが、
それぞれ相性の良い色との組み合わせで考えられています。
また一般的に使用する色数は3色までが理想とされており、それ以上になるとゴチャゴチャしてしまい
視認性が悪くなってしまうそうです。
今は、ネット上でベースカラーを選ぶだけで、自動でそれに合う色を選んでくれるサイトもあり
面白いので是非見てみてください。
■配色の見本帳
http://ironodata.info/