こんにちは。神奈川県大和市で印刷、企画、デザインならおまかせのアドタックです。
9月に世田谷区の世田谷文学館で原田治展、
新宿区の東京オペラシティアートギャラリーでジュリアン・オピー展、
品川区の品川駅周辺にある品川ミュージアム街道に行って来ました。
それぞれタイプが違う展示会でどれも面白かったので紹介します。
まずは世田谷文学館で開催された原田治展。
原田治さんはイラストレーターで1970年から1990年にかけて
女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「オサムグッズ」で知られています。
そのキャラクターはアメリカンポップアートの影響を受け
シンプルでどこか洒落ているところが魅力だと思います。
その他にミスタードーナツ、日立エアコンのしろくまくん、
カルビーポテトチップスのポテト坊やが有名です。
人気のキャラクタージャックとジルのかばん
左がポテト坊や右がしろくまくん
ポストカード3点購入。
展示会は混雑していて9割は女性客、没後もその人気の高さが分かりました。
次は東京オペラシティアートギャラリーで開催されたジュリアン・オピー展。
ジュリアン・オピーはイギリスを代表する現代アーティストです。
その作品は点と線での最小限の視覚言語で構成された人物やポートレート、
風景など平面、立体、映像で展開しています。
作品はどれも大きく広い空間に余裕もって展示されていて作品一つ一つというよりも
全体でジュリアン・オピーの世界で包まれているという印象を受けました。
最後に品川ミュージアム街道です。
ミュージアム街道には品川駅周辺にニコンミュージアム、
物流博物館など11の美術館、博物館があります。
今回は容器博物館、原美術館、味の素「食とくらしの小さな博物館」に行って来ました。
原美術館は個人邸宅として建てられた洋館で現代美術の活性化、
アーティストの支援が目的で美術館として開館しました。
今、原美術館では加藤泉油彩展が開催されています。
その作品のミステリアスな人物表現と不思議な世界観はどこでもない
異国に居る様な感覚になります。
2020年に原美術館は閉館してしまいます。残念です。
今回のミュージアム巡りで一番印象的だったのは
味の素「食とくらしの小さな博物館」で規模は大きくないが
くらしの食卓のコーナーでは1900年から現代の食卓風景が立体再現されていて
子どもの頃の風景を思い出させてくれました。
私は昭和レトロと言われている昭和に販売された製品を集めるのが趣味で
フリーマーケットなどで少しずつ集めています。
象印カラーポットSC-1900
アメリカGEのハンドミキサー
上はSHOEIのファミリーバイク用ヘルメット
下はホンダスクーター用リアボックス
品川ミュージアム街道はおすすめです。
全部まわれば一日楽しめます。