こんにちは。タキです。
先日、数年前に買って以来ずっと観ずに置いてあったDVDをやっと観ました。
スウェーデン映画の「ロッタちゃん はじめてのおつかい」
「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」(なかよしバムセ付きDVD-BOX)です。
原作は「長くつ下のピッピ」で有名なアストリッド・リンドグレーン。
5歳のロッタちゃんは金髪でとても可愛らしいのですが、
その天使のような見た目とは裏腹に、ガンコでふくれっつらの女の子なのです。
ある朝、ママが出してくれたセーターがちくちくしていやだという理由で、
ハサミで切り刻み、下着姿で家出までしてしまうのです。(とは言っても、お隣さんの物置にですが)
5歳にしては非常に利発で、お隣に住むおばあさんに「もううちには帰らないから」と宣言して
住む場所・着替え・食事までちゃっかり手に入れます。
パパやママ、お兄ちゃんとお姉ちゃんもロッタちゃんの新居(?)に顔を出しますが、
ロッタちゃんが「帰らない」と意地を張るので「そうかい、じゃあおやすみ」と無理に連れ帰ることはしません。
結局家出は一晩もたずに終了するのですが、生意気なロッタちゃんが見せる表情の可愛いこと!
映画はそんな小さなエピソードがいくつかまとまっているだけなので、
大きなストーリーというほどのものはないのですが、スウェーデンの暮らしやインテリア、
子供たちの可愛らしいファッションなど、画面を見ているだけでも楽しく幸せな気持ちになれます。
優しく可愛い映画が観たいときにはオススメです。
ちなみに「なかよしバムセ」というのは、
ロッタちゃんが大事にしていつも連れ歩いているブタのぬいぐるみのことで、
映画の中ではロッタちゃんのせいで色んな試練に遭います…。