スタッフブログ

デザイン探訪(vol.19)in台湾

こんにちは。

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

 

先日、一週間のお休みをいただき再び台湾(台北)へ行ってきました。

毎日、朝から晩まで街を歩き回り、素敵なデザインとたくさん出会いました。

というわけで今回はデザイン探訪(vol.17)in台湾の第2弾。

https://adtack.co.jp/archives/10551

 

「旅先で本を買う」というミッション(?)を達成したのでご紹介します。

 

1冊目

「小日子(シャオリーズ)」

若い世代から強く支持されているというライフスタイルマガジン。

真っ白な表紙の号がある、と思いきやニス加工で文字が見えます。

「好好、休息」

ちょっと休もうよ、といったところ?だから表紙もお休み(何もない)なんですね。

 

2冊目

「秋刀魚(サンマ)」

日本のカルチャーを紹介している雑誌。

これは知ってる!と手に取ったのはオサムグッズ特集の号。

台湾から日本を持ち帰りました。

キャラクターの「KAWAII」は国を越えても愛されているようです。

 

3冊目

「一直一直著睡」

絵本です。眠っていたい人たちと猫の話、と推測。

屋台のごはんや、市場、満員電車、路地など、生活の一場面を切り取ったような

イラストが好きです。

 

今回は「台湾にもう一歩踏み込んだ旅にしたい」と思っていたので、

台湾の「今」や文化を感じられる雑誌を選択肢に入れてみました。

書いてある言葉はわからなくとも、誌面から伝わる台湾の空気に触れることができました。

続いて、本以外に気になったものあれこれ。

 

「ベンチ」

日本でもそうですが、特に旅先ではなぜかベンチや屋外の椅子に強く惹かれます。

 

あると嬉しいのは断然、木のベンチ。ほっとします。

 

圓山駅 花博公園内の一角に夢のような空間がありました。

この経年変化、このフォルム、そして異素材の組み合わせ。(そして人がほとんどいない)

ここで座って過ごすためにまた来たい!と思いました。

 

「建築」

国立台湾博物館・南門館。

紅楼と呼ばれる赤レンガの建物はかつて専売事業として

樟脳(しょうのう)と阿片を製造していた工場。

今は博物館ですが一部がカフェとなっていて、その中には樟脳の原料である楠(クスノキ)が。

ただおしゃれなだけじゃなく、歴史の記憶を目に見える形で残し、

訪れた人が何かを感じ取れるような、考えさせられる空間になっていました。

 

ブックカフェ 郭怡美書店。

レンガ造りのレトロな建物が連なる迪化街にある書店&カフェ。

前回の旅行でも来たのですが、とても静かで落ち着いた時間を過ごせます。

旅の途中のオアシス的存在。

台湾版の町屋というのでしょうか、中庭を挟み奥に細長い造りです。

バロック様式の古い建築に修復を重ねて保存されてきた書店です。

店内には修復の様子が説明されたパネル展示もあります。

 

ほっこり・かわいい・おいしいだけじゃない、街の歴史にも触れてみる、

そんな旅もおすすめです。

 

<H.H>