こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
今回のデザイン探訪は台湾……で、購入してきた絵本がテーマです。
旅先で本を買う。以前、友人がそうしているのを見ていいなと思い真似してみました。
台湾を訪れたのは今年(2023年)の夏。
台北最大の問屋街であり、昔ながらの街並みが残る「迪化街」の書店で出会った3冊をご紹介します。
まず1冊目。
「環遊世界 傳統市場」
世界各国の有名な市場(マーケット)をイラストで紹介している本です。
私の好きなテーマなので真っ先に手に取りました。
ドイツ
ハンガリー
モロッコ
そして台湾
なんといっても絵が魅力的。
適度にデフォルメされながらも、人々の衣服や表情、建物、空間の描写はあくまでリアル。
その場の空気感が伝わってくるようなイラストです。
2冊目。
「台北多謝」
台北にある新旧様々なお店が中国語と英語で紹介されています。
私の語学力(ほぼ0)で前書きを読んだところ、
台北の本当にいいお店を紹介する本を作ろうと決意したチームが、
自分たちの足で探し、途中コロナ禍という困難もありつつ出版に至った、、
といった内容のようでした。
ページをめくると昔ながらの飲食店(老店)から今どきのおしゃれなカフェがたくさん!
気持ちはもう、すでに台湾へ。
3冊目。
「你的魔法呢?」
柔らかなタッチと夕暮れのような色彩に惹かれました。
青年の心の中にある「魔法」の話のようです。
箔押し加工が施されています。豪華!
台北駅やホーム、電車に乗る人々など、
生活感漂う情景の中にファンタジーを重ね合わせたストーリーが素敵です。
またよく見ると、台湾ではポピュラーなボーダー模様のお買い物バッグや、
みかんのダンボールなど、台湾ならではのモチーフがちゃんと描かれています。
家に帰ってきてからも、手元の本を開けばその時の景色や気持ちが蘇ります。
「旅先でその土地ならではの本をお土産にする」おすすめです。
<H.H>