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本の紹介

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

活字離れという言葉が使われ始めて45年以上が過ぎるそうですが、皆さんは本を読んでいますか?

本と言えば紙に文字やイラスト、写真等が刷られ綴じられたものを私はイメージします。

近年は電子ブックや聞く読書と言われるオーディオブックなど「本」に触れる方法も多岐に渡り、

通勤電車で新聞を広げて読むサラリーマンや本を片手に読書する人の姿はほとんど見られなくなりました。

電子ブックやオーディオブックはとても便利だなとは思いますが、私は断然紙に刷られた本派。

時間がある時は本屋に行き、装丁のデザインを見たり内容を軽く立ち読みしたりして本を購入します。

今回は表紙のデザイン、内容共に気になり手に取った本をご紹介します。

一つ目は上田信行著 「プレイフル・シンキングー働く人と場を楽しくする思考法ー」

装丁のイラストが可愛くイエローが効いていて、さらに内容も気になり購入しました。

この梯子の上に座っているイラストが一番に目を引きました。

内容は仕事に向き合う方法、仕事を楽しむためのエッセンスが盛り込まれています。

この本を読んで心に残っているのは

・仕事や課題を出された時に「私に出来るかな?(Can I do it?)」ではなく「どうやったら出来るか(How can I do it?)」と考える事が大切。

・「Failではなくnot yet」失敗は恥なのではなく、まだまだ自分がその域に達していないだけ。だからチャレンジすればいつか成長し達成できる。

という内容です。

仕事をする際「出来るかな?」と尻込みしてしまう時に、前向きに、楽しく、チャレンジして向き合うための考えかたが学べました。

二つ目は公益社団法人 日本パッケージデザイン協会監修「パッケージデザインのひみつ」

この本はデザイン情報サイトで見つけ、内容がとても気になったので実際に本屋に行き試し読みして購入しました。

装丁もパッケージ!!何だかめくってしまいたくなるデザインです。

内容としては、普段身近に接している商品のパッケージに隠された工夫が書かれています。

最後まで絞りだしやすいワサビチューブやハーゲンダッツ抹茶味の品質劣化を防ぐための工夫など、「買っているけど知らなかった!」秘密が紐解かれています。

グラフィックデザインとはまた少し違いますが、モノづくりに携わる一人として、より良い商品をつくり出すために研究し追求している事に感服しました。

本は知識の泉。専門書やビジネス書だけでなく小説や絵本にも全て学びがあると感じます。

時間を見つけては気になる本を手に取る機会を増やしていきたいなと思います。

(M.N.)