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路線図をみてみると

こんにちは。

印刷・企画・デザイン・WEBならおまかせのアドタックです。

 

アドタックのある大和駅を通る相鉄線は、201911月にJR

20233月に東急線が乗り入れました。

利便性が向上したいっぽうで列車の行き先が多岐にわたり、

間違えて乗ってしまうと大変!

久々に、路線図を見て行き先を確認するようになりました。

 

路線図って、きれいに色分けされていて見やすいですよね。

東京都には地下鉄として東京メトロと都営地下鉄あわせて13路線が通っており

路線図はとてもカラフルです。

 

そして、調べていくと地下鉄路線図には興味深い情報が

たくさんありましたので2つほどご紹介します。

 

東京メトロの各路線カラーの由来

東京メトロのシンボルカラーは1970年に路線ごとに導入され、

カラーの由来もそれぞにあるんです。

・銀座線(オレンジ):ベルリンの地下鉄の色

・丸の内線(赤):丸ノ内線の建設調査でロンドンを訪れた人が吸った、

イギリスのたばこの箱に使われていた色

・日比谷線(グレー):もともと使用されていた車体が銀色だったことからグレー

・東西線(水色):快速運転のスピード感をイメージ

・千代田線(緑):千代田という言葉や日本庭園をイメージ

・有楽町線 (黄土色):オフィス街や水辺の若者を表現して金色を黄土色に

・半蔵門線( 薄紫):ほかとかぶらず目立つ色

 

ユーザーに分かりやすくシンボル化

2005年に路線カラーに路線のナンバリングが順次展開されました。

これは路線のイニシャルと各駅に番号を振分け、ユーザーによりわかりやすく

シンボル化されました。

たとえ、日本語が読めない外国人観光客でも自分が行きたい駅の番号をみれば

今いる駅の番号から番号の大小でどちらの電車に乗ればよいのかすぐにわかります。

 

路線図のしま模様

東京メトロの券売機横には、色覚にハンディキャップのある方でも路線を区別できるように

描かれた運賃表があるのをご存じでしょうか。

その路線図には運賃と同時に路線がわかるように路線に縞模様が入っているそうです。

こうした色覚の違いをデザインで吸収する「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」が

取り入れられています。

 

こうした路線図は世界各国にも存在します。

そちらについては、また別の機会にご紹介することにしますね。

〈Y.M〉