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デザイン探訪(vol.12)in葉山


こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

 

初夏の風が吹き抜け、緑が眩しい季節。

こんなときは自然を感じる場所に出かけたい!

ということで、葉山近代美術館を訪れました。

逗子駅からバスに揺られること20分余り。

美術館に到着です。

 

 

目の前に広がる一色海岸、背後には三ヶ岡山。

設計コンセプトの

【「海」と「山」にきらめく「光」に象徴される明るく開放的な空間】を

肌で感じることができます。

 

 

イサムノグチの彫刻が佇む中庭では

海岸に打ち寄せる波音が思いのほか大きく聞こえ

日常と違う土地へ来たなあと実感。

 

さっそく館内へ。

NHK『日曜美術館』で紹介されて気になっていた

企画展『生誕100年 朝倉摂』を鑑賞。

(開催期間:2022416日(土)~612日))

 

 

朝倉摂(あさくらせつ)は彫刻家・朝倉文夫の長女として大正東京・谷中に生まれ

昭和から平成にかけて活躍した画家・舞台美術家です。

戦時下における市井の人々を描いた初期の日本画から、

戦後の社会的メッセージの強い作品まで、

変化に富んだ作品の数々を見ることができました。

戦時中に描かれた日本画の、

女性が纏う衣服の鮮やかで優しいピンク色、

野菜や植物の瑞々しい緑が印象的でした。

舞台美術の模型など立体で鑑賞できる展示物もあり

その時代背景の解説と併せて見応えある展示内容でした。

 

館内を見終えたら、いよいよ外を散策。

敷地内の散策路を行きます。

 

 

緑いっぱいの遊歩道には、所々にアート作品があります。

美術館エントランス前にもアート作品が。

広々としていて気持ちいい広場です。

 

 

鑑賞のため展示される「作品」とはまた違う

自然に溶け込み、ただ「在る」という感じ。

野外アートの持つそんなおおらかさが私は好きです。

 

美術館横の細い路地を抜けて浜辺へ降りることもできるので

気分次第でどこまでも歩けそう。

 

 

頭と体のリフレッシュに

アート鑑賞を兼ねた戸外の散策、おすすめです。

 

<H.H>