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「スタイリスト私物」というもの

こんにちは

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

 

世の中のブランドには色々な名前がありますね。

エルメス、ルイヴィトン、ナイキ…などなど。

その製品がどういったものか、ブランド名があると何となく想像がつきやすいものです。

高級か、庶民的か、スポーティか、など情報がすっと入り購買イメージがユーザーにとって沸きやすいと思います。

皆さん「スタイリスト私物」という名前を見て何をイメージしますか?

 

自分は、ファッション誌のスナップなどのキャプションで見かけたりする、

その名の通りモデルにスタイリストが私物を貸しているんだなぁというふわふわした感じを持ちます。

 

そんな「スタイリスト私物」を冠したものが、ひっそりと存在します。

JR東日本や、モアーズの広告を手がけるクリエイティブディレクター、山本康一郎氏が展開する、

その時々に色々なブランドとタッグを組み発信する企画です。

 

「しっくりこないがしっくりくる」というざらついた違和感のあるネーミングのもと、

「良いものはいつだって常連客のわがままから生まれる」というコンセプトの下展開しています。

どのようなものを作っているかと言うと

ブリヂストンと制作した自転車

 

文藝春秋と制作したスウェット

 

サカナクションと制作したTシャツ

 

Nonnativeと制作したミニウォレット

 

Textと制作したマスク

 

などなど、アパレルをメインに多岐にわたります。

しかし、常に販売している訳ではなく、一定期間に抽選販売というかたちでしか手に入りません。

販売告知も、基本的に氏のInstagramにゲリラ的に掲載されます。

自分は何度目かの応募でフーディをゲット出来ました!

 

「スタイリスト私物」という「一体なんだ?」と思わせるネーミング。

ゲリラ販売という特別感、レア感。それが「スタイリスト私物」という

知る人ぞ知るブランディングに繋がっているかと思います。

氏の企画力、展開力には脱帽です。

 

〈T.S〉