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令和二年のミュージアム巡りは横浜からの巻

こんにちは。神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

令和元年のミュージアム巡りのラストは東京都墨田区にある

たばこと塩の博物館で開催されている

「たば塩コレクションに見るポスター黄金時代展」に行ってきました。

そして今年のミュージアム巡りの一番目は横浜市の横浜そごうで開催された

女優樹木希林さんの「遊びをせんとや生まれけむ展」に行ってきました。

 

ポスター黄金時代展では1890年代から1960年代に製作された

たばこ広告のポスターが製作されていました。

石版印刷時代のポスターの原画など展示数も多く満足のいく内容でした。

現代では喫煙者は肩身の狭い思いをしていますがこの時代、

たばこは生活の一部でありファッションのアイテムとされていた事が分かりました。

時代の変化と現代とのギャップを感じられた展示会でした。

ミュージアムショップもたばこに関係した面白い商品が多く販売されていたので

いくつか購入しました。

 

展示されていたポスターをポストカードにしたもの。

 

イラストレーター和田誠さんが日本専売公社(現日本たばこ産業)から依頼された

たばこピースの雑誌広告を集めた作品集。

 

カバーを取ると表紙にピースのマークが。

 

マッチ箱型のメモ帳。

 

マッチ箱風のケースと中身の付せんとたばこの形をした鉛筆。

 

横浜そごうで開催された樹木希林さんの「遊びをせんとや生まれけむ展」は

仕事、プライベートを七つの部屋に分け展示されていました。

写真、着物などの愛用品、メディアで語られた言葉など展示数は多く

特に印象的だったのは自分の好みに着物などリメイクしてしまう所で

置物を飾ることに意味を感じず賞で貰ったトロフィーもランプにリメイクされていました。

展示された写真では長年に渡り七台も乗り継いだシトロエン2CVに乗った

希林さんの写真が印象に残りました。

展示会タイトルのような人生をおくったのが分かる内容の濃い展示会でした。

 

図録の表紙カバーを取ると希林さんのお孫さんが描いたシトロエン2CVの絵が。

 

ミュージアムショップで販売されていた高崎だるまの職人さんが製作した

希林だるまで白は長寿で黒が厄除け。効力がありそうなので黒を購入。

 

たばこと塩の博物館は常設されているたばこ、塩の展示室もおすすめで入館料100円も魅力。

ポスター黄金時代展は216日まで開催されています。

〈K.I〉