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装丁いろいろ

こんにちは。

制作のタキです。

今日は私の好きな漫画の装丁の話をしようと思います。

「きのう何食べた?」 4巻 よしながふみ著
タイトルからもわかる通り、料理をテーマにした作品です。
この装丁がなかなか凝っておりまして。
カバーに薄く透けるトレーシングペーパーを使用しており、
タイトル・イラスト・ノートのような細い罫線が印刷されています。
そしてカバーを外した本体表紙に、
「長ねぎのコンソメ煮」
「煮込みハンバーグきのこソース」
「かぶの海老しいたけあんかけ」
などなど、本編に登場するメニューが印刷されているのです。
つまり、カバーの下からこのメニューがうっすらと透けて見えるわけです。

カバーに使用しているトレーシングペーパーも
和紙のように繊維が漉き込まれていて、マットな手触りで

とても上品な雰囲気を出しています。

590円という値段に対しては、十分すぎるほど
豪華な仕様になっていると思います。
少年漫画や少女漫画のコミックスは基本デザインが統一されている場合が多いですが、
青年漫画などでは値段も作品によってまちまちで、
装丁もその作品の世界観を表現するための大事な要素ですから、
作品ごとにほんとに色々な装丁になっています。
盛り上がったシルク印刷がしてあったり、箔でキラキラさせてたり…。
表紙を外したら意外なオマケが付いてることもあります。
オマケ漫画や書き下ろしイラストだったり。
(私は漫画に限らず、本を買ったらとりあえずカバーを外して見るのが
癖になっています。)

みなさんも、中身を読み終わった作品でも、
改めて表紙を見てみたら意外な発見があるかもしれませんよ。