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デザイン探訪(vol.20)in台湾その2

こんにちは。

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

 

引き続き台湾シリーズ。

今回はキャラクターについての話です。

「有空(ヨウコン)この意味を知っていますか? 」

今年 2024年の6月 台北市内、中山駅近くの商業ビルにある雑貨店でのこと。

店員さんと(日本語で)話していたときに尋ねられました。

(それって、、空が有る、ってことじゃない?)と発想が貧困なワタシ。

「暇、っていう意味なんです」と店員さん。

なるほど~!

そのときパッと浮かんだのは高村光太郎の「智恵子抄」に出てくる

「東京には空が無い」という一節でした。

もしかしたら、「暇」というより「心に余裕がある」に近いのかもなぁ。

 

それがどうしたかと言うと、あるキャラクターのブランド名なのです。

どんなキャラクターというと、猫と魚が一体化した不思議な生き物です。

今回の旅行よりさらに前、7年前の台湾旅行で出会い、

そのとき結局買わずじまいだった陶器の人形がずっと気になっていたのです。

 

「有空」の二文字が思い出せず、ネットであれこれ検索してみても詳細は謎のまま。

残念に思っていたところ、また台湾で出会えました。

お店には7年前に見た陶器の人形はなかったものの、ポストカードがたくさん!

旅の思い出にあれこれ購入。

 

これはまだ赤ちゃん、と店員さんが紙の吊るし飾りを指して説明してくれました。

成長するんだ。

 

「Fishcat」と書いてありました。

 

「オマケニドウゾ」と、もらったシール。

 

どちらかというと犬派の私ですが、このFishcatはすごく好きになりました。

いろんな形体がいて面白い。

 

台北市内の市場でも暖簾を発見!

人気なのか…?あえてネットで検索はせず、謎なままでいくことにしました。

 

今、私の部屋の壁でFishcatがゆらゆら。

見るたびにあの雑貨店での思い出がよぎります。

台湾に行く方、どこかでFishcatと会えるかもしれません。

 

〈H.H〉