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民藝の秋

こんにちは、印刷・企画・デザイン・WEBなら

おまかせのアドタックです!

 

民藝 又は 民藝品は、民衆生活の中から生まれ、日常的に使われる地域独特の手工芸品のこと。

私は人の手で丁寧に作られた民藝品が大好きです。

和テイストの中に、どこかデザインやその造作に現代アート的、西洋的な要素を感じるところ。

古くささを感じさせず、その物に作り手の思いが感じられるところに魅力を感じます。

 

先月、日本橋高島屋では3年ぶりに「民藝展」の展示即売会が開催されました。

全国各地から集められた民藝品が一同に集結する機会はそうそうありませんので、

よろこび勇んで出かけてきました。

今回は戦利品とともに各地の民藝品をすこしご紹介します。

 

• 富山 「桂樹舎」和紙 文庫箱

富山県八尾市に室町時代から伝わる八尾の和紙。

時代の流れのなか衰退した「八尾和紙」を昭和初期に起こった「民藝運動」を提唱した

柳宗悦や芹沢銈介との交流のなか伝統工芸品として復活。

桂樹舎の和紙はすべての工程を手作業で行い、一つ一つ丁寧に染め上げています。

またそのデザイン性の高さは、海外の見本市でも度々出品されるほど。

 

• 宮崎 わら細工「たくぼ」 鍋敷き

宮崎県日之影町は、隣接する高千穂とともに神話の里として広く知られ、

昔から注連縄やわら細工が作られてきました。

秋に刈り取った稲藁を紐状に結わえ、梅の花のように編み上げた鍋敷きは、

オブジェとしても壁にかけても〇。

 

• 秋田 民芸「イタヤ工房」 イタヤ細工

仙北市角館町の雲然地区で生産されている県指定の伝統的工芸品です。

イタヤカエデの若木を裂いて帯状に加工し、手作業で編み上げて製品にしていきます。

こちらは以前SNSで見て以来、ずっと探していたものでした。

3色の編み込みが3Dのように立体的に見えませんか。そんなデザイン性に一目惚れ。

勿体なくて使えません!

 

• 岡山 石川硝子工藝舎 「硝子の器」

岡山県倉敷はガラス工芸が盛んな町です。こちらは倉敷硝子の第一人者、小谷真三氏に師事し、

制作されている工房です。

すこし黄味がかった温かみを感じる硝子と、ひとつひとつ大きさも形も微妙にちがうところが

手作り感を引き立たせます。

 

大量生産、大量消費のこの時代ですが、やはり人の手で丁寧に作られた物を

自分の目で見て、触って、肌で感じることは、デザインを生業にしている

我々には大切なのではないかと思いました。

 

最後に、毎年12月には東京 目黒にある民藝館で「日本民芸館展」が開催されます。

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・領布されます。

会期は12月10日~12月24日まで。

 

すこし興味を持っていただけたなら、ぜひおすすめです。

 

〈Y.M〉