こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
何年も校正をしていると、他人が気づかないところに目が届いたり、
間違いが起こり得る空間を身体で感じることが多いんです。
企画・デザイン〜印刷に関わる仕事をしている以上、校正をしない日はないくらい大切な仕事の一つ。
“楽しい”作業と言う人が少ないのもこの仕事の一つ。。。
数人で隅々まで何時間かけてチェックしたモノであっても、
たった1箇所の見落としで、それまでの苦労が水の泡になることもあるのに、
“校正”だけに100%の力を発揮するな、
必要以上の時間をかけてしまってはダメだ。
でも、見落としはダメよ。
と、新人の頃上司に教わりました。
なかなかの矛盾に満ちた仕事ですよね。笑
そんなライフワークの一つ
校正の効能、
それは「間違い探し」が得意になることです。
私が思う「間違い探し」のクセ
《白帯》
・持っているものがなくなる・減る
・左右の向きが逆
・★が♡になってるなどあきらかに形が違う
《黒帯》
・背景の木や家の窓の位置が微妙に左右どちらかに寄りがち
・人や建物の影の長さや形が微妙に違う
・メニュー表などの文字のフォントが違う
・7色の内、1色だけ入れ替わっている
作り手の性格というか意地悪さも垣間見えてくるので、
1ヶ所だけめちゃくちゃに難しいのが隠れていたりすることがあると
「こんなの余裕じゃん困らせる作戦」が好きな人だと思ってしまいます。
ちなみに下のイラストには、
3つの間違いがあります。私はそこそこ意地悪です。笑
間違い探しは高齢者用の脳トレ教材で介護のWebサイトでもプリント用としてダウンロードできたりと、
認知機能低下の予防となると言われています。
特殊能力が身につくことを期待してこれからもしっかりと確実な校正をしてまいります。
〈H.M〉
●間違い探しの答えはこちら→(中央左のリスの体の向き、中央右の鹿の角、看板「FOREST〜」下の“&”)