みなさんは「共感疲労」というのをご存知ですか?
家が流されたり、家族を失って悲嘆にくれている人の映像を
長時間見ることによって、自分は直接被災していないのに
あたかも自信の身に起こったことのように感じて
精神的に疲労してしまうことを「共感疲労」と言うのだそうです。
わたしも地震発生後からテレビ、ラジオ、ネットとあらゆるメディアで
震災に関するニュースや情報を得ようとし、特に子供を持つ親としては
原発関連のニュースには非常に神経質になっており、
当時、友人へ送りつけた原発事故への怒りメールを今読み返してみると
半ばパニック状態で、友人にとってはいい迷惑であったと思いますが、
今思えばあれも共感疲労の一種だったんでしょうか。
実際に被災に遭われた方のご苦労やご心痛には比べるほどもありませんが
共感疲労を起こさないよう、みなさんもニュースの見過ぎにはご注意を。
マツでした。