こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
皆さんはMatterport(マターポート)をご存知でしょうか?
Matterportはアメリカの企業が開発した、360度撮影が可能な3Dスキャンカメラと、
撮影した現実空間をデジタルに3Dで再現するクラウドサービスです。
似たようなサービスとして「Googleストリートビュー」などが有名ですが
そちらは使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
(Googleストリートビュー)
Matterportはもともと不動産・建築の分野で使用されることを想定したサービスでしたが、
コロナ禍を契機に集客キャンペーンの取り組みとして「バーチャルツアー 」や「バーチャル見学・内覧」など
現実空間のバーチャル化が注目され、日本でも美術館などを筆頭に、施設・イベントの観光促進・宣伝や、
施設改修時の計画・検討などで普及してきているようです。
MatterportはAI機能によって撮影データを合成処理することで高精度な3Dモデリングを可能にし、
高精度なバーチャル空間を作成することができ実際の現実空間を歩いているかのような没入感が味わえるほか、
画像やリンクなどのコンテンツをバーチャル空間に埋め込むことができ、見た目の現実空間を再現するだけではなく、
空間をウォークスルーしながらショッピングや施設の見学をすることができます。
(国立科学博物館:「おうちで体験!かはくVR」)
マターポートは高品質高精度な4K画質で撮影・公開ができ、特別なアプリを使わずとも、
インターネットと接続できていれば手軽にスマホやパソコンで表示可能であり、建物の計測や多用途への活用など、
撮影した3Dデータは様々な分野で活用することができます。
旅行や観光、オンラインイベントなど幅広い用途で利用でき、コロナ禍の影響もありリモートコンテンツへの需要が高まるなか、
今後このようなバーチャルを主軸としたサービスもどんどん増えていきそうですね。
〈N.M〉