こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
美味しい食事は人を幸せな気分させます。
その「美味しい」って、味のことだと思っていませんか?
いいえ、実は人間の五感情報取得の割合は一般的に
「視覚87%、聴覚7%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%」といわれています。
味覚が1%に対して視覚が87%ということは、料理の大部分は目で食べている
ということになるんです。
和食の盛り付けの基本として、「青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)」という
言葉があるそうです。
料理の中に、この5色が使われていると、料理の見栄えが良く美味しそうに見えるのだそう。
色は食材だけでなく食器でもいいとのことでそれなら出来そうな気がします。
そこで今回は使いやすい食器の色について少し説明。
白:和洋中、何の料理にも合う万能色。
鮮やかで強い色の食材も淡い色の料理も素直に受け止める色です。
一つは持っていて間違いない色です。
黒:白同様にどんな料理にも合います。そして映えます。
カラフルな緑黄色野菜やクリームシチュー、豆腐、はたまたお稲荷さんなどにも。
ちなみに個人的にはグレイの食器も同様に使い勝手がよくて好きです。
青:青は食欲が失せる色なんて言われることもありますが、実はとても使いやすい色。
青の食器は洋食器もありますし、なじみ深いのは藍染め付けの和食器。
そして、和食器にサンドイッチやサラダといった洋料理は
和洋のミスマッチに見える組み合わせが以外といいのです。
また、黒と同様、カラフルな食材が映えます。
ナチュラル:これは特に染め付けしていない生地そのままの色というのでしょうか。
素朴な色の食器です。この食器を使うと落ち着きます。
食材によっては地味で茶色い食卓になってしまうので注意ですが。
色の組み合わせを考える時、色相環の反対側にある色(補色)同士を組み合わせると、
お互いの色を最も引き立たせることができると言われています。
食においても同様で、補色を取り入れる事で、見栄えよく美味しそうに見えるというわけです。
日頃の業務として色を意識している私たちですが、
食においても色は大事な要素であり、盛り付けを含めるとある意味食卓も
デザインの場であるかもしれないですね。
ぜひ色を意識して食卓を美味しく楽しんでみてはいかがでしょうか。
〈Y.M〉