こんにちは。神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
先月、目黒区美術館で開催されていた展示会に興味が引かれて行ってきました。
「視ることの楽しみ‐画材と素材の引き出し博物館」
という展示会で、画材・木・紙・金属と大別されたBOXの引き出しに
実物の資料が様々なテーマごとビジュアルに並べられていて、
それらが壁面やテーブルに展示されていました。
会場はこんな感じでした。
画材BOXのひとつ、にかわ(画面と絵具を接着する日本画の材料)
写真と実物だと違って見えるなと感じたもののひとつ。見慣れないものなので興味深い。
木BOXでは、切り出した木からお椀やツゲ櫛など形になるまでの工程の展示があり、
どうやって作られ自分たちが普段目にするものに至るのか知れました。
紙BOXの手すき紙(網状の簀を使用して手作業で漉き・圧搾・乾燥などして仕上げた紙)
日本・中国・インド・フランスなど色々な国の手すき紙が展示されており、
比較して見ると国ごとの特徴が見えて面白く感じました。
金属BOXでは、鉱石から針金になるまでの工程展示や、彫金・鋳金・鍛金・鍛造など
金工技法された金属が分かりやすく展示されていて成程…と思いながら観察。
デジタル化が進み、手軽に調べ見ることが出来ますが、
本物を実際にじっくり見て、発見することや感じるものがあるなぁと
この展示会で再確認させて頂きました。
〈6・3・4 〉