こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
今回は渋谷の街をあちこち散策し、様々なデザインに触れてきました。
朝11時に表参道駅集合。まずは複合文化施設「SPIRAL スパイラル」へ。
「SPIRAL スパイラル」はその名の通り、1階から2階へ続く螺旋状の屋内通路と、吹き抜けが特徴のビルです。
パブリックスペースでは絵画や建築に関する展示が行われていました。
テントのような構造物。
作者は折り紙の幾何学と構造力学の専門家で、コンパクトに折りたためる構造など、新たな建築の研究をしているそう。
同行の友人は建築というキーワードは知らずに作品の中に入り、「このくらいのスペースでも住めそうかな?」と思ったようで、解説を読んでなるほど~、と感心。
次はビルの5階にあるカフェに。
ファッションブランド「ミナ ホルペイン」が手掛けるお店です。
ミナの代名詞ともいえるタンバリン柄のタイル。
家にも、こんなタイルのスペースがあったら…と考えるのが楽しい。
天井のドーム型に沿って敷かれたタイルがモスクみたいできれい。
みんなスマホでパシャリ。
スープの器にもタンバリン柄。
美味しいだけでなく、目にも楽しい食事で大満足。
お店の外には大きな壁画があります。
「ヘニング・トロールベック」というスウェーデンのデザイナーによるものだそう。
近づくと筆のタッチがよくわかります。
じっと眺めていると陰影はなかなかリアルで奥行き感があり、惹き込まれます。
エレベーターのボタンも特徴的。
ビルの名前「SPIRAL」のロゴに合わせているのかも。
続いて本日のメインイベント、渋谷ヒカリエで開催中の「レオ・レオーニ展」へ向かいます。
レオ・レオーニは、誰もが子どもの頃に教科書で親しんだであろう「スイミー」を生み出した絵本作家です。
紙を切ったり貼ったりする「コラージュ」、
ガラスや銅板の上に載せたインクを転写する「モノタイプ」、
紙を上から擦って模様を写しとる「フロッタージュ」、
消しゴムハンコの要領で描く「スタンピング」などなど
レオーニが絵本に用いたいろんな技法が紹介されていました。
原画を見ながら、あの頃、教科書の絵から感じたワクワクは、
今でも同じように蘇ってくるのでした。
順路を回り、会場の外に出たところで若い女の子たちが、とても楽しそうに昔読んだ絵本の話をしていて和みました。
渋谷は普段あまり来ない街ですが、いざ来てみると、徒歩圏内に見所がたくさん!
1日で触れられる情報量がとても多く、刺激的でした。
皆さんも気になる街に出かけてみてはいかがでしょうか。
(H.H)