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デザイン探訪(vol.23)in渋谷

こんにちは。

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

今回は渋谷の街をあちこち散策し、様々なデザインに触れてきました。

朝11時に表参道駅集合。まずは複合文化施設「SPIRAL スパイラル」へ。

「SPIRAL スパイラル」はその名の通り、1階から2階へ続く螺旋状の屋内通路と、吹き抜けが特徴のビルです。

パブリックスペースでは絵画や建築に関する展示が行われていました。

 

テントのような構造物。

作者は折り紙の幾何学と構造力学の専門家で、コンパクトに折りたためる構造など、新たな建築の研究をしているそう。

同行の友人は建築というキーワードは知らずに作品の中に入り、「このくらいのスペースでも住めそうかな?」と思ったようで、解説を読んでなるほど~、と感心。

次はビルの5階にあるカフェに。

ファッションブランド「ミナ ホルペイン」が手掛けるお店です。

 

ミナの代名詞ともいえるタンバリン柄のタイル。

家にも、こんなタイルのスペースがあったら…と考えるのが楽しい。

天井のドーム型に沿って敷かれたタイルがモスクみたいできれい。

みんなスマホでパシャリ。

スープの器にもタンバリン柄。

美味しいだけでなく、目にも楽しい食事で大満足。

お店の外には大きな壁画があります。

「ヘニング・トロールベック」というスウェーデンのデザイナーによるものだそう。

近づくと筆のタッチがよくわかります。

じっと眺めていると陰影はなかなかリアルで奥行き感があり、惹き込まれます。

 

 

エレベーターのボタンも特徴的。

ビルの名前「SPIRAL」のロゴに合わせているのかも。

続いて本日のメインイベント、渋谷ヒカリエで開催中の「レオ・レオーニ展」へ向かいます。

レオ・レオーニは、誰もが子どもの頃に教科書で親しんだであろう「スイミー」を生み出した絵本作家です。

紙を切ったり貼ったりする「コラージュ」、

ガラスや銅板の上に載せたインクを転写する「モノタイプ」、

紙を上から擦って模様を写しとる「フロッタージュ」、

消しゴムハンコの要領で描く「スタンピング」などなど

レオーニが絵本に用いたいろんな技法が紹介されていました。

 

 

原画を見ながら、あの頃、教科書の絵から感じたワクワクは、

今でも同じように蘇ってくるのでした。

 

順路を回り、会場の外に出たところで若い女の子たちが、とても楽しそうに昔読んだ絵本の話をしていて和みました。

渋谷は普段あまり来ない街ですが、いざ来てみると、徒歩圏内に見所がたくさん!

1日で触れられる情報量がとても多く、刺激的でした。

皆さんも気になる街に出かけてみてはいかがでしょうか。

H.H