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伝統工芸とグッドデザイン賞

こんにちは。

神奈川県大和市のデザイン・印刷・動画・Web制作ならおまかせのアドタックです。

 

春先のある日、デパートで開催されていた伝統工芸品の職人実演即売会イベントへ

ふらりと立ち寄った。

そこでわたしは秋田の伝統工芸品「曲げわっぱ」のお店で、

ゆうに70歳は超えているであろう職人さんから曲げわっぱへの熱い想いを聞き、

ぐい呑みを購入した。

 

 

家に帰ってから改めて買ったそのぐい呑みの造形美を眺めながら裏を返すと

GOOD DESIGN」のシールが貼られていた。

 

 

伝統工芸品にグッドデザイン賞!?

その組み合わせのミスマッチに意外性を感じた私は

早速、ネットでぐい呑みの裏に押されていた焼き印「栗久」を検索。

するとあの場にいた職人さん、実は明治時代から続く老舗店の6代目であり

経済産業省認定の伝統工芸士で、厚生労働省より卓越技能賞を受賞した現代の名工で、

瑞宝単光章受章した、色々と肩書を持った方だったのです。

しかも秋田県で第一号となるグッドデザイン賞を受賞し、その後も17作品で受賞しているとのこと。おおぉ!

確かに、私に説明してくれた時の曲げわっぱに対する熱量はハンパなかったし、

その想いに突き動かされてぐい呑みを買った部分もおおいにあり(少し大げさだけど)。

ところで、グッドデザイン賞って何? 知っているようで知らない。

グッドデザイン賞とは、1957年に始まった日本を代表するデザインの評価・推奨制度。

単に外見の美しさを競うだけでなく、製品、建築、アプリ、地域の取り組みなど、

人が生み出したあらゆる「モノやコト」を対象にしている。

審査では、使いやすさといった機能性はもちろん、社会の課題を解決しているかという「質の高さ」が

総合的に評価され、受賞作に付与される「Gマーク」は、私たちの暮らしを豊かにする

「よいデザイン」のシンボルとして広く親しまれており、

消費者にとっての信頼の目印にもなっている。

GOOD DESIGN AWARDHPには毎年の受賞作品が載っており、その中に自分が購入した物を見つけると、

なんだか自分の商品選びが正しかったと太鼓判押されたようで、

少しうれしかったり。

今回感じたのは、グッドデザイン賞の受賞は、決して物を作る上での「ゴール」ではなく、

伝統工芸の素晴らしい技術や歴史をより多くの人に知ってもらうための「手段(道具)」になるということ。

伝統工芸が「過去の遺物」ではなく現代のライフスタイルに調和する「生きたデザイン」であることを社会にアピールでき、

そして、グッドデザイン賞によって伝統工芸品に馴染みのない現代の人たちに興味をもってもらうきっかけとなることだった。

さて 今晩もあのぐい吞みで一杯やりますか

 

〈Y.M〉