こんにちは。
神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
今年は花粉の飛散量が多く3月の休日は家にいる日が多くあり映画を観たり、
音楽を聴いたり、趣味で集めている絵本を眺めて過ごしていました。
その中でセンス、アイデアを学べる絵本がいくつかあったのでしかけ絵本を中心に紹介したいと思います。
デザイナー駒形克己さんのしかけ絵本「雨があがって」。
嵐の日の動物たちの行動を描いたジャバラ折りの絵本。し
かけ絵本を集めるきっかけになった絵本です。
「Little tree」。
駒形さんの絵本の中で一番好きなしかけ絵本。シンプルなしかけで木の成長を表現しています。
色の使い方が見事な作品。
大日本タイポ組合の「かな?」と「え?A!」。
ページをめくるたび文字が変化したり絵が文字になったりする楽しいしかけ絵本。
かじわらめぐみさん、にいじまたつひこさんの「モーションシルエット」。
自分でライトをあて影を作り物語を進めていく面白いアイデアの絵本。
2015年に世界で最も美しい本コンクールで銅賞を受賞しています。
ノルウェーのイラストレーターオイヴィン・トールシェーテルさんの「穴」。
本の中心に開けられた穴が主役。ページをめくるたび穴が変化していくシンプルなしかけ絵本。
イタリアの絵本作家サラ・ファネリさんの「オニオンの大脱出」。
ページをめくるごとにミシン目に沿ってページを切っていき
最終的には本からオニオンを切り離す大胆なアイデアの絵本。
建築家大野友資さんの360°Book「富士山」と「白雪姫」。
本を360度開くことで3次元を表現している繊細で美しい作品。
本と言うよりもインテリア。
青幻舎から発売されているパラパラブックス。
ページをパラパラめくると絵が動いて見えるアニメーションを原理とした本。
独特な世界観が面白い。一番上のフルーティー侍がお気に入り。
tupera tuperaの「パンダ銭湯」。
パンダの秘密を面白い視点で描いた絵本。かなり笑えるおすすめの絵本です。
絵本は色の使い方、構図、ストーリー展開など多くを学べます。
特にしかけ絵本の各作家さんのセンス、アイデアはものづくりの参考になるのかと思っています。
絵本を読んで感性を磨きましょう。
〈K.I〉