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デザインは”余白”で印象が変わる

こんにちは。

神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。

 

 

チラシやポスター、本、ホームページなどを見ていて、

「なんだか見やすい」「おしゃれ」「高級感がある」と感じることはありませんか?

実はその印象を大きく左右しているのが、”余白”です。

 

余白とは、文字や写真のまわりにある空いているスペースのこと。

一見すると「何もない部分」に思えますが、デザインの世界では

この余白がとても重要な役割を持っています。

決してデザイナーがさぼっているわけではありません。

 

例えば、文字がぎっしり詰まった案内文を読むと、どこから読めばいいのかわからず、

少し疲れてしまいますよね。

反対に、適度に空間があるだけで内容が整理されて見え、自然と目に入ってきます。

余白とはいわば、*”情報を読みやすくするための呼吸スペース”*のような存在です。

 

また、余白には印象をコントロールする力もあります。

高級ブランドの広告や美術館のパンフレットは、あえて大きく余白を取ることで、

ゆったりとした上品さを演出しています。

一方、スーパーのチラシは情報量を優先するため余白を少なくし、賑やかさや勢いを出しています。

あの迫力、なかなか侮れません。どちらが正しいというわけではなく、

「何を伝えたいか」によって余白の使い方は変わるのです。

 

デザインを制作する際は、「どこに何を置くか」と同じくらい、「どこに置かないか」も重要です。

情報を増やすだけでなく、あえて減らすことで、本当に見せたいものがより伝わりやすくなることがあります。

全部盛りのラーメンが必ずしもおいしいとは限らないのと同じで、

こうした*”引き算の発想”*も、デザインでは大切な考え方のひとつです。

 

さらに、余白には視線を誘導する役割もあります。情報が多すぎると、どこを見ればいいのか迷ってしまいます。

しかし適度な余白があると、自然とタイトルに目が行き、そのあと写真や本文へと視線が流れていきます。

ザインは単に飾るだけでなく、「どう読んでもらうか」まで考えて作られているのです。

 

普段なにげなく見ている広告や本、メニュー表なども、少し”余白”を意識して見てみると、

「なぜ見やすいのか」「なぜおしゃれに感じるのか」が見えてくるかもしれません。

 

私たちが制作物を作る際も、「何を伝えたいか」によって余白の取り方を変えています。

高級感を出したいのか、情報量を優先したいのか――お客様の目的に合わせたデザインをご提案しています。

“何もない空間”にも、実はきちんと意味があります。

そう考えてみると、普段見ているデザインも少し違って見えてくるかもしれません。

 

〈N.M〉