こんにちは。 神奈川県大和市の印刷・企画・デザインならおまかせのアドタックです。
「夏休みにやる事リスト」を書き出すことから始めた今年の夏休み。
そのひとつが「美術館に行く」でした。
気になる美術展があっても会期は長いからまだ大丈夫、と悠長に構えていると
気付けば終わっている、を繰り返す日常。
その鬱憤はらすかのように、巡った3つの美術展のうち2つをご紹介します。
ルーシー・リー展 ―東西をつなぐ優美のうつわ―
会期:2026年7月4日(土) ~ 9月13日(日)
時間:10時 ~ 18時
会場:東京都庭園美術館

20世紀を代表するイギリスの陶芸家、ルーシー・リーの円熟期までの作品に加え、
リーと交流のあった作家たちとの関係や、日本を含む東洋陶磁との影響をモノ、人、時代背景を
まじえながらその造形の源泉や作品に表された信念に迫る展覧会です。
みどころは何といっても、薄く、凛としたそのフォルム。リーならではの、
ろくろから生まれる繊細でモダンな器を間近でみるとその造形美に圧倒されます。
また、青やピンクなどの色彩、象嵌・掻き落としによる幾何学的な模様が魅力的。



さらに会場が東京都庭園美術館というのがいい。
東京都庭園美術館はもともと旧朝香宮邸として建てられた歴史的な建物で、
床、壁、天井、照明、窓枠、暖炉の柵、階段の装飾すべてが芸術品です。
アール・デコ様式の美しい建築はそのものだけでも一見の価値ありです
(玄関ホール正面壁面の硝子の彫刻はルネ・ラリック)。ついでに言うと庭園もとても素敵。
会場の雰囲気と作品が相まってよりリーの世界観の奥行が増していたように感じます。




マリー・アントワネット・スタイル展
会期:2026年8月1日(土)~11月23日(月・祝)
時間:10時 ~ 18時
会場:横浜美術館

「マリー・アントワネット・スタイル」展は、18世紀フランス王妃マリー・アントワネットの
ファッションや美意識、宮廷文化に焦点を当てた展覧会です。
ドレスやジュエリー、家具などを通して、彼女が後世のファッションや芸術に与えた影響を紹介しており
200点を超える展示はなかなか見応えがありました。(数点を除き写真撮影可)
ポイントとしては
●豪華なドレス&ジュエリー:18世紀の宮廷ファッションを間近で楽しめる
●家具・インテリアまで:服だけでなく、彼女が広めたライフスタイルや美意識も紹介
●現代への影響:映画『マリー・アントワネット』の衣装など、現代ファッションや映画に受け継がれた
「アントワネット・スタイル」も見られる
印象に残ったのは、実際に使用していた扇、マリー・アントワネットのイニシャルが入った椅子、
有名な首飾り事件の元となったネックレス、そして処刑されたあとに作ったというデスマスク。





マリー・アントワネットというと、どうしても漫画「ベルサイユのばら」フィルターを通して見てしまう世代。
展示品を見ながら、ベルばらの世界に浸っておりました。
そんな想いを見透かしたように出口にはやっぱりこのパネル。
こうして私の「夏休みやる事リスト」ひとつ達成!

最後にこちらでご紹介できなかったもう一つの展覧会は
●東京都美術館開館100周年記念
大英博物館日本美術コレクション =百花繚乱~海を越えた江戸絵画=
●会期:2026年7月25日(土)~10月18日(日)
●会場:東京都美術館
こちらもおススメです。
〈Y.M〉


